ジョンストーン川( Johnstone River ) Queensland, Australia



ジョンストン川は、オーストラリアのクイーンズランド州に位置する川で、北ジョンストン川と南ジョンストン川からなる水系です。 この水系の源流はアサートン高原にあります。北ジョンストン川はメリヴェールの下流から始まり、マランダの滝を通り、マランダの町を経て南東に流れます。フランシス山地やジョーンズ滝を回り、その後東へと流れ、全長114キロメートルを経て合流点で南ジョンストン川と合流します。南ジョンストン川はムンガリの南西、マウント・ファーザー・クランシーの下流から発し、東へと流れ、ビンダ滝を通り、サウス・ジョンストンの集落を経て北へと流れます。南ジョンストン川の全長は88キロメートルです。2つの川はイニスフェイルの町の東で合流し、そこから東へ流れ、モアズビー山地国立公園の北を通り、最終的にコーラル海に注ぎ込みます。 ジョンストン川は全体で200キロメートル以上の流路を持ち、標高差760メートルを下ります。流域面積は2,320平方キロメートルです。この川ではワニが生息しており、泳ぐことは危険です。 ジョンストン川は急峻な峡谷を通り、北部熱帯海岸の台地地帯で合流点に至ります。高雨量地域に位置しているため、洪水の発生があります。北ジョンストン川と南ジョンストン川の合流点での流域面積は約1,600平方キロメートルであり、そのうち北ジョンストン川の流域面積は約1,030平方キロメートルです。 この川の主な支流には、北ジョンストン川に注ぐノース・ビアトリス川やイサカ川があります。北ジョンストン川の支流はマランダ滝自然公園やいくつかの国立公園から水を受けています。一方、南ジョンストン川にはダウニークリークという主な支流があります。 ジョンストン川流域にはダムや貯水池はありませんが、町の水供給や農業目的で川の水が利用されています。 ジョンストン川は洪水の影響を受けることがありますが(2018年3月8日にはイニスフェイルがケアンズと孤立したことがありました)、ホワイトウォーターラフティングなどの観光活動にも利用されています。 この川の歴史には先住民族であるマム族にとって神聖な地域であるという要素が含まれています。また、1872年には船の遭難生存者を捜索していたジョン・モースビー船長によって初めて発見され、当初はグラディス川と名付けられました。その後、ダルリンプルがロバート・ジョンストン巡査部長とともに探検中に名前を変更しました。ジョンストン川周辺では1881年に初のサトウキビ農園と製糖工場が設立されました。 イニスフェイルでは1923年にジュビリーブリッジが建設され、フェリーサービスが置き換えられました。2010年5月21日に旧ジュビリーブリッジが安全性の問題が判明したため閉鎖され、2011年9月2日に新しい橋が開通しました。北ジョンストン川ではダラジーに鉄道橋もあります。また、ブルースハイウェイやショウ道路でも川を渡ることができます。



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2012年11月14日


サウス・ジョンストーン川の船着き場 サウス・ジョンストーン川の船着き場 サウス・ジョンストーン川の船着き場



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