黄浦江は中華人民共和国の上海市内を流れる長さ97kmの川です。上海市街地の下流の呉淞口で長江に合流し、長江が東シナ海に入る前の最後の大きな支流となっています。
この美しい黄浦江は、上海の「母なる川」として知られており、浦東と浦西を分ける役割を果たしています。黄浦江沿いには世界的に有名な外灘(バンド)があり、陸家金融センターが対岸にそびえ立っています。外灘とリバーサイドアベニューからは、黄浦江の壮大な景色を鑑賞することができ、散策にも最適なスポットとなっています。特にリバーサイドアベニューでは、観光客の数は比較的少なめで、静かに川の両岸の素晴らしい景色を楽しむことができます。
黄浦江をより一層満喫するためには、観光クルーズもおすすめです。船から黄浦江の美しい風景を眺めることで、都会の喧騒を離れ、穏やかな水面と両岸の建物の美しさに酔いしれることができます。
黄浦江は上海市にとって重要な存在であり、外洋や内陸からの船の出入りする交通路として利用されています。また、市民の飲料水の供給源でもあります。ただし、黄浦江には環境問題も存在します。不法投棄や水質汚染などが課題となっており、これらの問題の解決には取り組まれています。
黄浦江は上海の象徴的な川であり、その壮大な景色や歴史的な重要性から、多くの人々に愛されています。上海を訪れる際には、黄浦江の魅力をぜひ体験してみてください。
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2014年5月16日
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