柴又駅(京成電鉄金町線)



柴又駅(しばまたえき)は、東京都葛飾区柴又四丁目に位置する京成電鉄金町線の駅です。この駅は、数々の映画やドラマの舞台となった地域であり、特に『男はつらいよ』シリーズの中心地として知られています。 『男はつらいよ』は、山田洋次監督、渥美清主演のテレビドラマおよび劇映画シリーズであり、柴又が物語の舞台となっています。駅前には、渥美清が演じた「フーテンの寅」こと車寅次郎の銅像が立っています。この銅像は、渥美清の死去と『男はつらいよ』シリーズの終了を悼み、1999年に建てられたものです。また、2017年には寅さんの妹さくら役で知られる倍賞千恵子さんの銅像も建立されました。 柴又駅周辺には、柴又帝釈天へ続く参道があります。正月や庚申の日などには多くの参拝客で賑わい、渥美清の死後は映画の舞台として訪れる観光客も増えました。葛飾区では、「寅さん記念館」や「山田洋次ミュージアム」を開設し、柴又や亀有の物語の舞台としての魅力を広くPRしています。さらに、葛飾納涼花火大会の会場最寄駅でもあります。 柴又駅は、映画やドラマの世界で栄えた歴史と文化を感じさせる駅です。また、住宅密集地でもあり、小さな駅舎がありますが、その温かみと風情も魅力の一つです。駅周辺には並行路線バスが多く運行され、アクセスも便利です。 柴又駅は、映画の舞台としての魅力、歴史的な価値、そして観光地としての活気が一体となっています。ぜひ一度訪れて、『男はつらいよ』の世界観を感じてみてください。




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2009年1月3日




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