土手の伊勢屋(てんぷら) 2006年7月29日(平成18年) (1/2)   左側の写真を、クリックして下さい。 



「土手の伊勢屋」は、1889年に創業され、現在では128年以上の歴史を持つ老舗の天丼屋です。 この店は、東京・台東区の吉原大門近くに位置し、吉原遊郭へ通う客、ギュウタロウ(客引き)、 そして地元の常連客などで賑わっており、かつては24時間体制で営業していました。 特に「土手の伊勢屋」で有名なのは、その天丼で、3つのサイズ(イ、ロ、ハ)が提供されています。 一番大きな「ハ」サイズは、大小の海老、穴子、キス、ししとう、レンコン、ミョウガ、 そしてフグといった7種類の天ぷらが盛り付けられています。穴子は特に注目すべきで、フワフワの食感と甘さが特徴です。 お店のタレも絶品で、程よい甘さと飽きのこなさが魅力です。このタレは、創業以来継ぎ足し継ぎ足しの秘伝のレシピで作られており、 ご飯との相性も抜群です。 また、お店の雰囲気も魅力の一つで、木造の登録有形文化財として認定されており、 その趣ある外観と内装が訪れる人々を魅了します。店内は小上がりのテーブル席があり、程よいクーラーが効いており、 熱々の天丼を楽しむことができます。 ただし、人気店であるため、訪れる際には待ち時間が発生することがあります。 しかし、その代償は間違いなくその美味しさに見合ったものであり、 創業以来の伝統と味わいが、訪れる価値があることを示しています。 「土手の伊勢屋」は、天ぷらの高級店とは一線を画す、ユニークな天丼を提供する名店です。 地元の人々や観光客に愛され、その歴史と伝統を守りながら、今後も多くの人々に美味しい天丼を楽しんでもらえることでしょう。 ちなみに、2006年7月29日 (平成18年)は、隅田川花火大会の開催日です。




2006年7月29日 (平成18年)



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