第28回隅田川花火大会は2005年7月30日に開催された日本最大級の花火大会である。 テレビ東京でも中継され、20,000発の花火が打ち上げられた。 開始は19時10分で終了は20時30分までの約1時間半にわたって、 隅田川河川敷を彩る美しい花火ショーが楽しまれた。 会場は第一会場が桜橋下流～言問橋上流、第二会場が駒形橋下流～厩橋上流に広がり、 それぞれ多くの観客で賑わった。 交通アクセスは、第一会場は東武伊勢崎線浅草駅北口や東京メトロ銀座線・都営浅草線浅草駅5出口から徒歩15分、 第二会場は都営浅草線浅草駅A2出口や都営大江戸線蔵前駅A7出口から徒歩5分と便利だ。 隅田川花火大会の歴史は古く、享保18年（1733年）の両国川開きの時に始まったと言われている。 しかし、現在のような形で行われるようになったのは昭和53年からである。 隅田川の花火は当時は20発程度だったが、今では一晩に1万発以上の華やかな花火が打ち上げられ、 多くの観客で賑わう。 ただし、隅田川河川敷の場所取りはかなり難しく、 ビルが立ち並ぶため遠くからはほとんど見えない。 至近で花火を見たい場合は、どこかの会場に行く必要があり、 特に早めの時間に場所を確保しないと良い位置を確保するのは困難だ。 第28回隅田川花火大会は、伝統的なイベントを受け継ぎつつ、 華やかさとスケールの大きさで多くの観客を魅了した素晴らしい花火大会だった。

2005年7月30日

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