第64回いたばし花火大会と第70回戸田橋花火大会は、東京と埼玉の境界に隣接するエリアで毎年開催される花火イベントです。 第64回いたばし花火大会は2023年8月5日に板橋区の荒川河川敷で開催されました。 この花火大会の特長は尺五寸玉と呼ばれる巨大な花火や総延長700mの大ナイアガラの滝などです。 さらに、日本を代表する花火師による夢の競演が行われ、圧倒的な技術と演出が観客を魅了します。 しかし、第64回いたばし花火大会では2023年8月5日、火災の発生により途中で中止となりました。 火災は「大ナイアガラの滝」付近で発生し、 約2000平方メートルが延焼しました。主催者は安全を考慮し中止を発表し、 観客に謝罪と理解を求めました。この火災の映像がSNSに投稿され、 ナイアガラの滝の花火のあとに枯れ草が燃え広がる様子が映し出されており、 周囲の観客の心配の声も広がりました。 一方、第70回戸田橋花火大会も同日に埼玉県戸田市で開催され、 いたばし花火大会と同時に行われました。 この大会では、通常、両岸で合計約13,000発の花火が打ち上げられる予定でしたが、板橋側の火災により 途中でいたばし花火大会が中止になった為、 約10,000発で終了。　 しかし、荒川河川敷400mにわたる花火の壮大なショーが繰り広げられました。 会場は東西に分かれ、芸術文化系とエンタメ系の花火が楽しめるエリアが提供され、 観客は興味に応じて席を選ぶことができました。 両花火大会は伝統と技術を結ぶ素晴らしいイベントであり、 火事の影響を受けつつも地域の魅力と安全を大切にしていくことが示されました。

2023年8月5日

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