第60回 いたばし花火大会
第66回 戸田橋花火大会

第60回いたばし花火大会と第66回戸田橋花火大会は、2019年8月3日（土曜日）に開催され、夏の夜空を華やかに彩る伝統ある花火大会 として多くの人々を魅了しました。第60回いたばし花火大会は東京都板橋区と埼玉県戸田市を流れる荒川戸田橋上流の板橋側河川敷で行われ、 様々な特別な演出が施されました。レーザー光線と花火の競演、東京最大の「尺五寸玉」4発の打ち上げ、花火競技会で優秀な成績を 収めた花火師10名による「芸術玉」、そして関東最長級で総延長700mの「大ナイアガラの滝」が披露されました。 この大会は60回記念として、歴代最大の尺玉打ち上げ数60発が行われ、戸田橋花火大会と合わせて合計110発の尺玉が夜空を彩りました。 フィナーレ直前には観光大使の杉浦太陽さんと会場の皆さんとともに、尺玉単独6連発のカウントアップが行われ、大人気のエンディング 「天空の大ナイアガラ」で締めくくられました。天候にも恵まれ、2号玉から15号玉までのバリエーションに富んだ花火の打ち上げが 堪能されました。 一方、第66回戸田橋花火大会も同日に埼玉県戸田市側の荒川河川敷で開催されました。対岸のいたばし花火大会と合わせて約12,000発 もの花火が打ち上げられ、戸田市側の打ち上げ数は約6,000発で、最大のものは1尺（10号玉）でした。この回から、打ち上げ場所の 東側会場が全面有料席となり、チケットを持たない人の入場が制限されました。一般の自由席は打ち上げ場所の西側会場となっています。 両イベントとも、広い河川敷を会場にして多くの人々が楽しむことができるのが特徴で、地域の伝統を守りながら毎年新たな魅力を追加 して観客を魅了しています。これらの花火大会は、地域社会の一体感を高める重要なイベントとして今後も続いていくことが期待されています。