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パラオでスキューバダイビング 2001年8月14日~2001年8月18日 https://www.it-net.jp/album/Contents/diving/palau/2001.8.html

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パラオは、日本の南約3,000キロメートルに位置する南国の楽園で、大小586の島々から成り立っています。その全体の陸地面積は 日本の屋久島とほぼ同じですが、海洋面積は約50万平方キロメートルと広大で、スペインの国土と同じくらいの規模を誇ります。 自然環境が非常に豊かで、2012年にユネスコの世界自然遺産に登録されたこともあり、観光客やダイバーにとって非常に魅力的な 場所となっています。パラオはサンゴ礁で形成された美しいリーフに囲まれており、独特な地形と海洋生態系が広がっています。 特に、キノコのような形をした「ロックアイランド」と呼ばれる島々が特徴的で、これがパラオの象徴的な風景となっています。 パラオのダイビングの魅力は、その多様な海中景観と豊かな生物相にあります。人気のダイビングスポットであるブルーコーナーは、 ギンガメアジやバラクーダ、ナポレオンフィッシュ、グレイリーフシャークといった大型の回遊魚が頻繁に見られることで有名です。 リーフの棚の上でも魚の群れを観察することができるため、初心者から上級者まで楽しめるスポットですが、潮の流れが強くなる こともあるため、ガイドの指示をしっかりと守る必要があります。これに加え、ブルーホールという神秘的なスポットもあります。 海底に開いた4つの穴がつながっており、そこから青い光が差し込む光景はまさに感動的です。この場所では、ウコンハネガイや オオテンハナゴイなどの小型の海洋生物も豊富に見られるため、生き物観察も楽しめます。 さらに、シャンデリアケーブという珍しい海中鍾乳洞もパラオでのダイビングのハイライトの一つです。水深9メートルの場所に 入り口があり、奥へ進むと鍾乳石がシャンデリアのように天井から垂れ下がっている光景が広がります。また、この洞窟内には エアドームがいくつかあり、水面に顔を出して一息つくことができるため、探検気分を味わうことができます。このようにパラオでは、 他では味わえない独特なダイビング体験ができるスポットが多く存在します。 パラオのもう一つの魅力的なポイントは、ウーロンチャネルです。このスポットでは、潮の流れに乗りながら水路を飛ぶように 進む感覚を楽しむことができ、まるでアトラクションのような体験ができます。水路の入り口近くにはドロップオフがあり、 そこではグレイリーフシャークやナンヨウツバメウオの大群が群れをなして泳ぐ光景を見ることができます。これらの生物との 出会いは、まるで自然のアクアリウムに潜っているかのような感動を与えてくれます。 マリンレイクもパラオを訪れるダイバーには外せないスポットです。この天然の塩水湖は、静かで穏やかな環境に包まれており、 ニシキテグリやテンジクダイ、マンジュウイシモチなどの内湾系の生き物が豊富に生息しています。ここでは、主にマクロ観察が 楽しめ、特にギンガハゼのコロニーを自分の目で探し出すことが醍醐味です。このように、パラオでは大物の海洋生物から マクロ生物まで幅広い観察が可能で、どんなダイバーでも楽しむことができる場所です。 さらに、パラオの魅力はダイビングだけではありません。陸上のアクティビティも充実しており、例えば、ミルキーウェイでは 天然泥パックで美白に挑戦したり、ガラツマオの滝の裏側を探検したりすることも可能です。こうした豊かな自然資源が、 ダイビング以外の観光客にも強い魅力を提供しています。 また、近年パラオは環境保全にも積極的に取り組んでいます。観光客にも環境保全を求める「パラオプレッジ」という制度を導入し、 プラスチックバッグや海に影響を与える日焼け止めの使用を禁止しています。このような先進的な取り組みは、パラオが単に観光地 としてだけでなく、環境保全に真剣に向き合う国としても注目されていることを示しています。


パラオでスキューバダイビング 2001年8月14日~2001年8月18日 https://www.it-net.jp/album/Contents/diving/palau/2001.8.html
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