ガラタ橋(Galata Köprüsü)は、トルコのイスタンブールに位置する金角湾に架かる両開き式の跳開橋(跳ね橋)です。全長490m、幅42mで、上層と下層の2層式になっています。
初代の木製のガラタ橋が開通したのは1845年でしたが、その後何度か再建が行われ、現在の橋は1994年に開通した5代目です。ガラタ橋はイスタンブール旧市街のエミノニュ桟橋と新市街のカラキョイ桟橋を結び、世界遺産に指定されているイスタンブール旧市街と近代的な新市街を繋ぐ代表的な建築物として、イスタンブールの象徴となっています。
ガラタ橋の上層には車道と歩道があり、さらにトラム(路線電車)も通っています。橋の上からは金角湾での釣りを楽しむ地元の人々が見られ、特に夕暮れ時には美しいサンセットを眺めることができます。また、下層にはレストランやカフェが軒を連ねており、観光客にとっても人気のスポットとなっています。
ガラタ橋の周辺は海上交通の盛んなエリアであり、フェリーや大きな客船の船着場が多く存在します。さらに、ガラタ橋の上を通るトラムのT1号線は、イスタンブール市内での移動に便利な路線として利用されています。
ガラタ橋の近くにはガラタ塔をはじめとする新市街や、世界遺産に登録されている旧市街の街並みやモスクなど、イスタンブールの美しい景観が広がっています。夜にはライトアップされたガラタ橋や周辺の夜景も楽しむことができ、特に日が暮れる頃にはロマンティックな雰囲気が広がります。
そして、ガラタ橋でぜひ味わっていただきたいのが、イスタンブールの名物グルメである「サバサンド」です。ガラタ橋の周辺にはサバサンド専門の屋台船が停泊し、その美味しい香りとともに多くの観光客が訪れます。サバサンドは、鉄板でカリッと焼き上げたサバとレタス、オニオンスライスをバゲットで挟んだファーストフードで、トルコのB級グルメとして人気です。
ガラタ橋はイスタンブールを代表する建築物であり、その周辺は観光客や地元の人々で賑わっています。橋の上からは素晴らしい景色や風景を眺めることができ、訪れる人々にとって特別な体験の場となるでしょう。
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2007年10月5日
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