トキの森公園は、佐渡島の中央部に位置する国中平野の東側、新穂地区に広がる公園です。この公園には「トキ資料展示館」と「トキふれあいプラザ」の2つの施設があります。
「トキ資料展示館」では、保護増殖や野生復帰の取り組みなどに関する多数の資料を展示しています。ここでは、トキに関する情報を学ぶことができます。また、観察回廊からは隣接する佐渡トキ保護センターのケージにいるトキを観察することもできます。展示館を通じて、トキの生態や保護活動の重要性について理解することができます。
「トキふれあいプラザ」は、公園内に設置されたケージ内で飼育されているトキを間近に観察することができる人気スポットです。ここでは、トキと触れ合うことができます。トキの飛翔や採餌、巣作りといった生態を自然に近い環境で観察することができるように整備されています。
トキの森公園では、トキの野生定着を目指して活動しています。現在、自然界にはおよそ300羽のトキが生息していますが、まだ野生定着というレベルに達していないため、一般の人々に野生のトキを積極的に見せることはできません。しかし、公園では飛翔可能な大型ケージを整備し、トキの自然な環境を再現しています。これにより、訪れる人々がトキの飛翔や生態を観察することができます。
公園内の散策もおすすめです。園内には日本産最後のトキである「キン」の顕彰碑が立っており、トキに関する歴史や取り組みを知ることができます。また、売店では佐渡産の枝豆を使用した「枝豆ソフト」という特産品も販売されており、地元の味覚を楽しむことができます。
住所は、新潟県佐渡市新穂長畝383-2です。トキの森公園は、トキに会える貴重な観光スポットであり、トキの保護活動や生態について学ぶことができる場所として、多くの人々に愛されています。
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2001年10月8日
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