野毛山動物園 ( Nogeyama Zoological Park )



野毛山動物園は、横浜市の中心部に位置する身近な動物園です。野毛山公園の高台にあり、みなとみらい21地区を一望できる素晴らしい景観が広がっています。公園全体の面積は9.1ヘクタールで、そのうち動物園の面積は3.3ヘクタールです。 この動物園のコンセプトは、「誰もが気軽に訪れ、楽しめる動物園であり、小さな子どもがはじめて動物に出会い、ふれあい、命を感じる動物園」です。入園料は無料であり、散歩や近隣の子供たちの遊び場としても利用されています。長年にわたり、横浜市民に親しまれ、大切な思い出の場所となっています。 開園当初は遊園地と併設され、サルの電車やインドゾウの芸などが市民の楽しみとなっていました。しかし、時代の流れとともに動物園の役割が変化し、現在は環境教育を学ぶ場や希少動物の保全調査・研究を行う施設として位置づけられています。 野毛山動物園では、約93種類2460点の動物を飼育・展示しています。ライオンやキリン、レッサーパンダなどの人気動物から、さまざまな種類の鳥や爬虫類まで、多彩な動物たちを見ることができます。 また、なかよし広場ではモルモットなどの小動物との触れ合い体験も楽しむことができます(ただし、現在はクジャクの放し飼いとヒヨコの触れ合いは行っていません)。 特に人気なのはレッサーパンダで、そのかわいらしい姿はぬいぐるみのようです。レッサーパンダはガラスや檻越しではなく、直接見ることができるため、望遠レンズで撮影する人々も多く訪れます。 野毛山動物園の営業時間は9:30から16:30までで、入園は16:00まで可能です。休園日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)および12月29日から1月1日までです。




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2016年9月25日



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