西池袋通り(補助第172号線)は、東京都内に位置する都市計画道路で、
豊島区南池袋一丁目から練馬区谷原一丁目まで延長約9.1kmにわたります。
この道路は放射方向の幹線道路の機能を補完する重要な役割を果たしています。
補助第172号線は、豊島区長崎一丁目から長崎五丁目までの区間の整備が行われており、
東京都の「木密地域不燃化10年プロジェクト」の一環として、防災上効果の高い都市計画道路として整備が進められています。
西池袋通りは、池袋駅東口の明治通りから始まり、立教大学の裏手を抜けて山手通りに至る区間であり、
2011年に「西池袋通り」として開通しました。
整備計画では、山手通りから西へ進み、西武池袋線東長崎駅付近を経て、
西武線の線路を越えて千川通りに接続する箇所まで道路を新設および拡幅する予定です。
補助172号線の延長は約1,620mで、補助26号線も約320mの整備が行われます。
道路の幅員は16mで、車道2車線の左右に自転車レーン、植樹帯、歩道が整備されます。
この区間は、木造住宅密集地域である木密地域の防災性向上を図るための特性整備路線と位置づけられており、
用地取得率も進んでいます。
西池袋通りの整備により、池袋駅から西側の西武池袋線周辺が道幅の広いルートとなり、
練馬駅方面へのアクセスが向上することが期待されます。
また、補助172号線沿道の長崎地区では、
都市計画道路補助26号線や西武池袋線が通り、商店街や中低層の住宅地が形成されています。
この地区では、都市計画道路補助172号線の整備とともに建物更新や地区計画の決定が行われ、
防災性や利便性の向上、不燃化の促進、街並みの調和などを目指して整備が進められています。
西池袋通りの整備は、安全で快適な都市環境を提供し、
木密地域の防災性や生活環境の向上を図る重要な取り組みです。
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2013年1月19日(平成25年)
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