安比高原スキー場に行こう!   左側の写真を、クリックして下さい。 



安比高原スキー場は、岩手県八幡平市安比高原に位置しています。リクルート創業者の江副浩正が社員研修施設として、「レクロ・エデュケーション・センター」という施設を完成させたことから始まりました。 安比高原の開発には多くの企業が参加しましたが、丸紅を除く20社近くが参画しました。しかし、丸紅はロッキード事件の影響で脱落しました。この際、江副はチャンス到来と見なし、安比高原の開発に力を注ぎました。林野庁や岩手県、青森営林局などからなる安比地区管理運営協議会も江副を頼りにしました。 1980年には、安比総合開発が設立されました。リクルート、北海道東北開発公庫、岩手県庁、地元自治体、マスコミ、岩手銀行などが出資しました。江副が社長に就任し、開発計画面積は3,500ヘクタールと広大な領域でした。 1981年、安比高原スキー場が開業しました。スキー場は6基のリフトを備えており、最長滑走距離は5,500m、最大傾斜は34度です。スキー場は前森山と西森山(八幡平)に造られ、標高は1,328mから620mまでの標高差を持ちます。スキーコースは21本あり、コース面積は282ヘクタールです。 スキー場には13本の索道があり、キッカーやウェーブ、レール、ボックス、テーブル、テレインパークなどの施設も備えています。さまざまなスキーレベルやニーズに対応するため、幅広いコースが用意されています。 安比高原スキー場は、開業当初から集客策に力を入れており、バブル景気やスキーブームの時期には人気を集めました。また、屋外コンサートの共催やキャッシュレスサービスの導入、夜間のライトアップなど、さまざまな施策を行い、訪れる人々に楽しい体験を提供してきました。 運営事業者は、2000年に岩手総合開発と岩手観光ホテルが統合して岩手ホテルアンドリゾートが設立されました。その後、運営事業者は変更を重ね、2003年にはリクルートが撤退し、加森観光に売却されました。さらに、2016年には特定目的会社による買収が行われました。 安比高原スキー場は、豊富なコース数と施設、美しい自然環境に恵まれた魅力的なスキーリゾートです。スキーヤーやスノーボーダーにとって、冬のアクティビティを楽しむ絶好の場所です。



2000年





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