2024年3月29日、東京では待ちに待った桜の開花が宣言されました。
気象庁はこの日午後に、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しました。
この開花は平年より5日遅く、さらに前年よりも15日も遅いものであり、
過去10年間でもっとも遅い開花となりました。
靖国神社(千代田区九段北3)にある桜の標本木が、この日の午後2時ごろに開花の目安となる11輪の花を咲かせたことを確認し、
気象庁の担当者が開花を宣言しました。
毎年、東京の開花宣言は靖国神社の標本木が基準とされ、
報道陣や地域住民も集まり、開花宣言の発表を見守ります。
今年は、ゴゴスマの阿部祐二レポーターも靖国神社の標本木前で開花を発表しました。
開花宣言後、東京都心では最高気温が平年よりも6.1度高い22.2度を記録し、
30日や31日にかけても高気圧に覆われ、気温が23〜24度まで上昇する見通しです。
東京の桜の開花は、気象庁の担当者によれば、先月後半から開花までの間に気温が低くなり、
つぼみの成長が遅れたことが原因で、平年よりも遅れてしまったとのことです。
一方、西日本と東日本では今週から来週にかけて開花が進むところが多く、
4月上旬には北陸や東北、4月下旬には北海道でも桜が咲き始めると予想されています。
桜の開花は日本の春を告げる象徴的なイベントであり、
東京でも花見客が増え、桜の名所である靖国神社や周辺の千鳥ヶ淵では桜まつりも開催され、
本格的な花見シーズンの幕開けを迎えました。
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2024年3月29日 PM2:00 令和6年
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