2019年の桜の開花は例年よりも早く、暖冬の影響もありました。3月21日に東京・福岡・横浜が開花し、20日には長崎でも開花が観測されました。特に東京では3月27日に満開となり、全国でも最も早いソメイヨシノの満開となりました。平年よりも7日早く、昨年よりも3日遅い満開でした。
過去に比べて暖冬が増えているため、開花予想の精度は難しくなってきています。2019年の冬は関東から西日本では暖かく、2月と3月も温暖でした。そのため、九州や四国を除く全国的には平年よりも早い開花が観測されました。
開花予想においては、関東から九州までは比較的精度が高く、予想通りの開花が多かったです。ただし、甲府・静岡・彦根・奈良など一部の地域では暖冬の影響や3月下旬の寒の戻りにより、予想と異なる開花時期となりました。また、熊本では標本木の変化が予想の精度を下げたと考えられます。
東北と北海道では、青森より南の地域では比較的予想通りの開花がありましたが、青森と北海道では予想が困難でした。特に4月上旬までは早く咲くとは予想されず、寒の戻りが終わるまでは4月後半も低温が続くと予想されました。北日本では気温の予測の誤差が大きく、開花予想の精度がやや低かったです。
外濠公園の桜 2019年4月4日(平成31年)
神田川の桜 2019年4月3日(平成31年)
皇居乾通り&その他 2019年4月2日(平成31年)
上野恩賜公園 2019年3月30日(平成31年)
外堀 2019年3月29日(平成31年)
千鳥ヶ淵 2019年3月28日(平成31年)
石神井川 2019年3月27日(平成31年)
靖国神社、外濠公園、飯田橋 2019年3月25日(平成31年)
靖国神社、千鳥ヶ淵、田安門、北の丸、飯田橋 2019年3月12日~24日(平成31年)
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