東京2020オリンピック・パラリンピック ブルーインパルス展示飛行   左側の写真を、クリックして下さい。 



ブルーインパルスは、航空自衛隊に所属する曲技飛行隊(アクロバット飛行チーム)の愛称です。 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念して、 ブルーインパルスは展示飛行を行いました。 展示飛行では、ブルーインパルスが航空自衛隊のスモークを使って空中に鮮やかな描画を行います。 開会式当日には、青、黄、黒、緑、赤の5色を使い、オリンピックをイメージしたカラースモークを使用しました。 都庁を中心として都内各所を巡りながら、最後に五輪のマークを描いた飛行も行われました。 この展示飛行は観衆から大きな拍手を浴びました。 ブルーインパルスがカラースモークを使用した展示飛行は、1964年の東京オリンピック以来のことで、 今回が3度目の実施となります。なお、パラリンピック開会式でも同様の展示飛行が行われました。 カラースモークの使用は、かつては問題がありました。カラースモークが地上に着地した際に染料が付着するという問題があり、 そのため20年以上にわたってカラースモークの使用は停止され、白色のスモークのみが使われていました。 しかし、カラースモークの再開を目指して防衛省では研究が行われました。 粒子の大きさを小さくし、環境負荷も少ない改良版のカラースモークが開発されました。 試験も行われ、定められた高度で使用した場合には地上への影響は確認されませんでした。 ただし、パラリンピックでの展示飛行からの帰投時には不適切な使用が行われ、 地上に影響を及ぼしてしまいました。 このような事態は避けるべきであり、今後は再発防止のための対策が必要です。 ブルーインパルスの展示飛行は、航空自衛隊のアクロバット飛行チームとして、 スモークを使った鮮やかな演技が特徴です。 彼らの努力により、カラースモークの問題も解決され、 安全かつ迫力ある展示飛行を楽しむことができました。 これからもブルーインパルスの活躍に期待したいと思います。



2021年8月24日



2021年8月22日



2021年7月23日





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