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2021年8月24日、東京パラリンピックの開会式を前に、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が
都内で特別な展示飛行を行いました。この日の展示飛行は午後2時から約15分間にわたり実施され、都心の上空で
その鮮やかな飛行を披露しました。
ブルーインパルスは、埼玉・入間基地を出発し、東京の空を西から北上するコースをたどりました。彼らは、パラリンピックの
シンボルマーク「スリーアギトス」に倣って、赤、青、緑のカラースモークを使い、空に大きな円を描きました。このマークは、
困難を乗り越え挑戦し続けるパラリンピアンの精神を表現しており、その象徴性にふさわしい色合いで、まさにパラリンピックの
精神を視覚的に体現していたのです。
あいにくの曇り空にもかかわらず、ブルーインパルスの飛行は見事でした。空に描かれる鮮やかな三色のスモークは、
どこまでも続く雲の中で特に目を引き、各所で見上げる人々から感嘆の声が上がりました。東京の空を彩るこの飛行は、
パラリンピックへの期待と興奮を一層高めるものでした。
ブルーインパルスの飛行チームは、6機の編隊と予備機1機の合計7機から成り立ち、各機が役割を果たしながら緻密に飛行を
繰り広げました。これにより、パラリンピックのシンボルマークが精緻に再現され、観客たちはその素晴らしいパフォーマンスに
魅了されたのです。
飛行の前日、ブルーインパルスの飛行スケジュールと飛行コースは事前に公表されており、これにより人々は混雑を避けつつ
観覧することができました。コロナ感染症の拡大防止にも配慮がされ、特定の場所でシンボルマークを描かないという配慮も
ありました。それでも、飛行時間が近づくと、各所に多くの人々が集まり、特に開会式会場に近いJR千駄ケ谷駅付近では
午後1時過ぎから徐々に見物客が増え、警察官も多数が配置されました。人々の熱い期待が一堂に集まり、飛行時間には
歩道が人で埋め尽くされるほどの盛り上がりを見せました。
このような展示飛行は、ブルーインパルスの人気とその影響力を証明するものであり、多くの人々にとって記憶に残る
一瞬となったことでしょう。パラリンピックの開会式を控えたこの特別な日の空に、ブルーインパルスが描いた三色の
スモークは、イベントの成功とその意義を象徴するものであり、観客たちに強い感動をもたらしました。
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