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2012年8月20日、ロンドンオリンピックでの日本代表選手団の凱旋パレードが東京・銀座で行われました。このパレードは、
ロンドン五輪での日本の歴史的な成功を記念し、選手たちへの感謝と祝福を込めて実施されたもので、五輪メダリストたちが
一堂に会してパレードを行うのは日本初のことでした。選手団は、史上最多となる38個のメダル(金7、銀14、銅17)を獲得し、
その功績を讃えるために日本オリンピック委員会がこの大規模なイベントを企画しました。
パレードは、銀座中央通りの銀座通り口交差点から銀座八丁目交差点までの約1キロの道のりを、20分ほどかけて進みました。
平日の午前中にもかかわらず、選手たちを一目見ようと約50万人もの人々が沿道に集まり、銀座の街は観衆で埋め尽くされました。
この人数は、2009年に巨人が日本一となった際のパレードで集まった34万人を大きく上回り、そのスケールの大きさが際立ちます。
パレードには、ロンドン五輪で活躍した71人のメダリストたちが参加しました。彼らはオープンカーや屋根のない2階建てバスに分乗し、
沿道の人々に笑顔で手を振りながら進みました。先頭のオープンカー1号車には、日本オリンピック委員会の竹田恆和会長と
日本代表選手団の上村春樹団長が乗り、2号車には選手団の主将を務めた男子やり投げの村上幸史選手と、女子レスリング55kg級で
3連覇を達成した吉田沙保里選手が乗車しました。
続くオープンバスには、競技ごとにメダリストたちが乗り込みました。1号車には陸上競技、ボクシング、レスリング、
ウエイトリフティング、卓球、アーチェリーのメダリストたち、2号車には水泳と柔道のメダリストたち、3号車には体操とサッカーの
メダリストたち、4号車にはフェンシング、バドミントン、バレーボールのメダリストたちがそれぞれ分乗しました。さらに、
5号車は2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致をPRするための特別車両として登場し、東京開催への期待が込められました。
選手たちは、ロンドンオリンピックの開会式で着用した赤いジャケットと白いスラックスという日本代表選手団の公式服装を身にまとい、
沿道からの大歓声に応えて手を振ったり、首にかけたメダルを見せたりしながら、感謝の気持ちを表しました。バドミントン女子ダブルスで
銀メダルを獲得した藤井瑞希選手と垣岩令佳選手、卓球女子団体の石川佳純選手、平野早矢香選手、福原愛選手、ウエイトリフティングの
三宅宏実選手などが、笑顔で観衆に手を振り、その姿に大勢の人々が歓声を上げました。
また、選手たちの乗るバスが通過するたびに、沿道からは多くの人々が手を振り、彼らの栄光を祝いました。このパレードは、
五輪での日本選手の活躍を広く伝えるとともに、2020年東京五輪招致活動の一環としても重要な役割を果たしました。選手たちは、
パレード中に何度も感謝の言葉を述べ、応援してくれたファンや日本国民への感謝を忘れないと語りました。
この凱旋パレードは、単なるお祝いイベントではなく、2020年の東京五輪に向けた日本全体の盛り上がりと期待感を象徴するもので
もありました。東京の街を埋め尽くした観衆とともに、選手たちは未来のオリンピックに向けて新たな希望と夢を抱き、再び世界の
舞台で活躍する決意を新たにしたのです。
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