琴平ハイキングコース（琴平丘陵ハイキングコース）は、秩父市街地にある羊山公園から秩父札所27番・大渕寺まで続く約8㎞に渡る人気のハイキングコースです。このコースでは、自然豊かな秩父の低山ハイクを気軽に楽しむことができます。特に4月から5月の新緑の季節は、見どころの一つであり、多くの人にオススメされています。 ハイキングコースのスタート/終着点でもある羊山公園では、ゴールデンウィーク期間中には「芝桜まつり」が開催され、芝桜や特産市（屋台）を楽しむことができます。芝桜の丘には約40万株以上もの芝桜が植えられ、4月の中旬から色鮮やかな花を咲かせます。このイベントには約80万人もの観光客が訪れ、その美しい景色を楽しんでいます。 ハイキングコースのスタート地点は、秩父鉄道の影森駅です。影森駅から出発し、秩父札所26番の奥の院を経由しながら琴平丘陵ハイキングコースに入ります。途中には、秩父観音霊場の1つである秩父札所26番・奥の院の観音堂「岩井堂」があります。この観音堂は、弘法大師によって護摩修行のために建てられたとされています。 ハイキングコースの途中には、長者屋敷跡もあります。かつて北条氏邦の家来・滋野刑部が住んでいた場所であり、石碑の横には屋根付きの小屋があります。ここはハイキングの途中に休憩や昼食をとるのにぴったりのスポットです。 コースの所要時間は約2時間半から3時間ほどで、途中で休憩や景色を楽しむこともできます。クマや虫に注意しながらハイキングを楽しんでください。食事や飲み物、適切な靴や着替えも忘れずに準備しましょう。 最後の目的地は羊山公園です。ハイキングの後は、羊山公園でゴールデンウィーク期間中に開催される「芝桜まつり」を楽しむことができます。芝桜の美しい風景や特産市（屋台）でのグルメを味わいながら、リラックスした時間を過ごすことができるでしょう。 以上が琴平丘陵ハイキングコースの概要と特徴です。自然と歴史を感じながら歩くこのコースは、秩父の魅力を満喫する絶好の機会です。ハイキングや自然散策が好きな方にとって、心地よい時間を過ごせることでしょう。 以下の動画は、一般的に紹介されている琴平ハイキングコースを、逆ルートで歩いてます。

2019年4月21日 (平成31年)

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