割烹旅館 まるなか   左側の写真を、クリックして下さい。 



割烹旅館「まるなか」は、神奈川県足柄下郡真鶴町に位置し、新鮮な海の幸を美味しく楽しめる魚がし料理で知られていました。この宿は、全室から相模湾を一望できる素晴らしい景色を提供し、特に朝食の特上さつまあげが評判となり、多くのリピーターを魅了していました。親しみやすい雰囲気で、訪れる人々を温かく迎えることができるこちらの宿は、多くの人々に親しまれていました。 住所は、〒259-0201 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1374-16でした。交通アクセスも便利で、JR真鶴駅から車で約5分、徒歩でも約25分で到達できました。また、駐車場も完備されており、無料で利用できました。 チェックインは15:00で、最終チェックインは24:00まで対応していました。チェックアウトは10:00で、総部屋数は6室でした。宿内にはレストランもあり、美味しい海鮮料理を楽しむことができました。 割烹旅館「まるなか」は、昭和52年に開店して以来、42年以上にわたって営業してきた歴史ある宿でした。特に、この宿の最大の魅力は、ご主人の勇さんが作る海鮮料理で、地元の新鮮な魚を使用し、独自の調理法で提供されていました。その一部として、朝食の特上さつまあげが挙げられ、多くの人々に愛されていました。 しかし、2020年7月、新型コロナウイルスの影響により、客足が激減し、残念ながら閉店という決断を迫られました。家族経営の宿であったため、この決断は痛ましいものでしたが、家族は維持費の負担と夫婦の年齢を考慮し、旅館の閉鎖を決定しました。 この閉店に際して、勇さんと京子さん夫妻は長い間の努力と挑戦を振り返り、感謝の気持ちを述べ合いました。特に、勇さんの手で作られた名物のさつま揚げは、多くの人から高く評価され、その製法やこだわりについても語られました。勇さんは長年にわたり、京子さんと共に旅館を切り盛りし、真鶴の石を使った岩風呂を造るなど、宿の発展に尽力してきました。 割烹旅館「まるなか」は、地元の海の幸を活かした美味しい料理と、心温まるおもてなしで多くの人々に愛された宿でした。その長い歴史に幕を閉じた今でも、多くの人々にとって、思い出深い場所として記憶されています。




2020年3月20日



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