東京の赤羽にある「鯉とうなぎのまるます家 総本店」は、呑兵衛たちにとっての聖地とも言える名店です。
この居酒屋は、朝から飲み歩きを楽しむ多くの人たちに愛されています。
創業は1950年で、当初は自転車の預かり店だったが、
朝から焼酎を提供し始めたことで評判を呼び、夜勤明けの労働者や公務員、
運転手たちの憩いの場となりました。
この店の看板メニューは鮮度に自信がある鯉の刺身で、川魚特有の臭みもなく、
透き通るような美味しさが楽しめます。また、牛すじを使った味噌ベースの煮込み料理も絶品で、
洋風の香りが広がります。
「ジャン酎」はこちらの名物で、特別なガラスボトルに入って提供されます。
このお酒は1人1本まで、3杯までというルールがあり、デロンデロンに酔っ払ってからの来店は禁止されています。
飲む際にはミントとライムを入れた「ジャン酎モヒート」も楽しめ、鯉の刺身や煮込みとの相性は抜群です。
1階はカウンター席で、隣の席との距離が近く、他の客との会話が楽しめるアットホームな雰囲気が魅力。
土日祝日には多くの客で賑わい、昭和の香り漂う商店街に訪れる若者たちも多いと言へます。
2016年5月1日 (平成28年)
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