第25回 東京湾大華火祭
2013.8.10 平成25年

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第25回 東京湾大華火祭

2013.8.10 平成25年

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第25回東京湾大華火祭は、2013年8月10日に開催され、東京都内で唯一の海上花火大会として多くの観客を魅了しました。 この大会は、隅田川花火大会や神宮花火大会と並び、東京を代表する夏の風物詩として広く親しまれていました。 主催は東京湾大華火祭実行委員会、中央区、朝日新聞社が務め、後援には東京都や中央区観光協会、中央区商店街連合会、 中央区工業団体連合会、東京商工会議所中央支部、港区スポーツふれあい文化健康財団が名を連ねました。さらに、 江東区や臨海副都心まちづくり協議会、そして民間企業や団体が協力と協賛を行い、地域と企業の連携が大会を支えました。 東京湾大華火祭は、1988年に初めて開催され、以降毎年夏に晴海地区をメイン会場として行われました。この大会は東京港の 晴海ふ頭公園および晴海埠頭沖合の台船から打ち上げられる花火が特徴で、日本屈指の夜景スポットを背景に、多くの観客が集まりました。 特に2013年の第25回大会は節目の年となり、約12,000発の花火が打ち上げられ、その美しさと迫力で観客を圧倒しました。 例年、約65万人の来場者が訪れるこの大会では、2013年も天候に恵まれ、最終的に約68万人もの観客が集まり、東京の夏の夜空を彩りました。 この大会のプログラムは、6つの部に分かれており、それぞれが異なるテーマに基づいた花火の演出を披露しました。特に注目されたのは、 東京タワーよりも高い上空380mに打ち上げられる「尺五寸玉」で、直径約45cmに達する巨大な花火が夜空に輝き、その圧倒的なスケール感と 美しさで観客を魅了しました。また、この年は2020年オリンピック・パラリンピック開催都市の決定に向けて、東京招致を盛り立てるため、 五色の輪を象った花火がダイナミックに打ち上げられ、特別な演出が加えられました。 大会の進行は、「夏のイントロダクション」というオープニングから始まり、「夏物語」や「夏休み」など、夏をテーマにした幻想的な 演出が続きました。そしてグランドフィナーレでは、「夏☆ストーリー 最終章はじまる!」と題して、華やかな花火が打ち上げられ、 観客に感動的なフィナーレを提供しました。スターマインやハート、キャラクターをモチーフにしたクリエイティブな花火も多く、 子どもから大人まで幅広い層の観客が楽しめる内容となっていました。 この花火大会は、ただ花火を打ち上げるだけでなく、会場周辺には多くの露店が並び、訪れた人々が祭りの雰囲気を楽しめるように なっていました。また、展望台や船の上からも花火を見ることができるため、多彩な視点から花火を堪能することができました。さらに、 晴海地区だけでなく、近隣の豊洲などからも多くの人が集まり、東京湾を背景にした壮大な花火と都心の夜景が織り成す贅沢な ロケーションが、観客に忘れられないひとときを提供しました。 第25回東京湾大華火祭は、地域と企業、そして観客が一体となり、東京の夏を象徴する大イベントとして成功を収めました。 晴海地区はこの大会の歴史的な拠点となり、多くの人々が訪れる場所としての魅力を高めました。この大会の成功は、東京湾大華火祭が 東京の文化的なシンボルとしての地位を確立し、多くの人々に愛され続ける理由の一つとなっています。



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