2009神宮外苑花火大会
2009.8.6 平成21年
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2009神宮外苑花火大会
2009.8.6 平成21年
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2009年の神宮外苑花火大会は、日刊スポーツ主催の第30回記念大会として、8月6日に盛大に開催されました。この特別なイベントは、
記念すべき大会であることから、従来の規模をさらに拡大し、約12,000発の花火が打ち上げられました。これは大会史上最多の打ち
上げ数で、東京の夏の夜空を華やかに彩りました。当日は、約170,000人もの来場者が会場とその周辺に集まり、豪華な
エンターテイメントと共に打ち上げられる花火を楽しみました。30回記念大会として、各会場では特別に豪華なアーティストたちが
ステージに登場しました。神宮球場では、日本を代表するエンターテイナー、郷ひろみがステージを盛り上げ、観客を魅了しました。
国立競技場では、当時大人気を誇っていた韓国のボーイズグループ、東方神起が出演し、ファンから熱狂的な支持を受けました。
特にこの時期、東方神起は韓国国内で解散騒動の渦中にあったため、彼らの出演には大きな注目が集まりました。ステージ上では、
彼らがファンに向けて感謝の言葉を伝え、心を込めたパフォーマンスを披露しました。軟式球場では、今や日本を代表するアイドル
グループとなったAKB48が出演し、エネルギッシュなパフォーマンスで観客を沸かせました。この大会では、MOTTAINAIキャンペーンが
協力し、環境への配慮が一層強調されました。昨今の環境問題に対する意識の高まりを反映し、会場内外でのゴミの削減やリサイクル
推進などが呼びかけられました。このような取り組みは、花火大会の伝統を守りつつ、未来に向けた持続可能なイベント運営を
目指す象徴的な試みとなりました。また、前年まで特別協賛をしていたDHCが不況の影響を受けて撤退したことにより、代わりに
角川映画とエイベックス・エンタテインメントが協賛に参加しました。これにより、映画『南の島のフリムン』や『レッドクリフ Part2』
の公開を記念したプロモーションが行われ、映画ファンにとっても見逃せないイベントとなりました。さらに、この大会では韓国の
俳優ペ・ヨンジュンがサプライズゲストとして登場し、ビデオメッセージを通じてファンに感謝の意を伝えました。彼の突然の登場は、
多くのファンにとって忘れられない一瞬となり、会場は一層の盛り上がりを見せました。2009年の神宮外苑花火大会は、長年にわたり
総合司会を務めてきた三遊亭楽太郎(現・6代目三遊亭圓楽)の引退が発表されたことでも特別な意味を持ちました。彼の最後の
司会進行は、多くの観客や関係者にとって感慨深いものであり、感動的な別れの瞬間となりました。このように、2009年の
神宮外苑花火大会は、記念すべき30回目の節目として、豪華な出演者とエンターテイメント、環境への配慮など、多くの要素が詰まった
特別なイベントとして、来場者の心に深く刻まれました。東京の夏の風物詩として、日本中を魅了する華やかな一夜となり、
今なお多くの人々にその輝かしい記憶が残っています。
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