第65回 いたばし花火大会
第71回 戸田橋花火大会
2024.8.3

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第65回 いたばし花火大会
第71回 戸田橋花火大会

2024.8.3

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第65回いたばし花火大会は、東京を代表する大規模な花火イベントとして、2024年に荒川放水路通水100周年を記念して開催されました。 この特別な大会では、東京最大の尺五寸玉(15号玉)が5発打ち上げられ、国内最高峰の花火師たちがその技術を競い合う素晴らしい 光景が広がりました。また、昨年の火事を踏まえ、フィナーレには再び大ナイアガラの滝が登場し、大会を華麗に締めくくりました。 会場となったのは板橋区の荒川河川敷で、都営三田線側の南岸です。荒川を挟んで対岸に位置する埼玉県戸田市の「戸田橋花火大会」 との同時開催もあり、会場を確認してから来場することが推奨されました。打ち上げは19時に始まり、20時30分に終了する予定で、 例年55万人が訪れる東京都内屈指の規模を誇るイベントとなっています。大会史上最多の約15,000発が打ち上げられ、観客を楽しませました。 プログラムは非常に多彩で、19時10分に板橋区観光協会会長と板橋区長の挨拶でスタートしました。オープニングのワイドスターマイン 「銀虎の尾一斉打!!」は15号玉1発を含む1,871発の花火が夜空を彩り、その後もスターマイン「哀愁の菊華花壇」や 「ブルー&イエロー平和への祈り」などが続きました。ポケモン花火も19時54分に打ち上げられ、20時の荒川放水路通水100周年記念として 両岸合同打ち上げが行われました。 また、スターマイン「江戸の寂菊」や「紫の華」、そして「望郷 ITABASHI 錦の輝き」など、特に見応えのある花火が次々と打ち上げ られました。エンディングのワイドスターマイン「復活!!天空のナイアガラ」は1,516発の花火で壮大なフィナーレを迎え、 東京最大の大玉である15号玉が空を彩りました。会場の荒川河川敷は、観客席が階段状に整備されており、打ち上げ場所が近いことで 迫力ある音を楽しむことができます。しかし、土手の一部から水が湧き出し、一帯が立ち入り禁止になる事態もありました。 一方、第71回戸田橋花火大会は、「荒川放水路通水100周年記念」をテーマに、2024年8月3日(土)に開催されました。 この大会は、戸田市最大で最も有名な夏の風物詩として、例年約45万人の観客を魅了します。会場は「国道17号戸田橋上流荒川河川敷」に 設定されており、当日は戸田公園駅周辺から会場にかけて広範囲にわたる交通規制が行われます。 今回の花火大会は「第71回 戸田橋花火大会 Sky Fantasia」と銘打ち、最大の見どころは、荒川を挟んで同日開催される 「いたばし花火大会」とのシンクロ演出です。2つの会場で同時に打ち上げられる花火は15,000発に及び、これは首都圏の花火大会でも トップクラスの規模を誇り、戸田橋花火大会としても史上最多の打上数となります。 この大会は、夏の夜空に咲き誇る大輪の花が特徴で、荒川を隔てて繰り広げられる光の競演が見逃せません。東側と西側に分かれた 有料席では、それぞれ異なる趣向の演出が行われ、迫力満点の音楽花火が戸田の空を彩ります。特に、今年は「いたばし花火大会」 とのシンクロ演出が大会史上初となり、さらに荒川放水路通水100周年を記念して打ち上げ発数も過去最大規模に拡大されました。 会場は「国道17号戸田橋上流荒川河川敷」にあり、戸田市内に位置しています。開場は16時で、全席有料です。開催日は2024年8月3日で、 荒川対岸のいたばし花火大会と同時開催されます。悪天候時には中止され、順延はありません。会場周辺では大規模な交通規制が実施 されるため、公共交通機関の利用が推奨されます。JR埼京線戸田公園駅から東側会場までは徒歩約20分、西側会場までは徒歩約40~50分 (混雑状況により異なる)です。戸田橋花火大会の歴史は1951年に始まりました。この大会は、1950年に板橋区と戸田町(現在の戸田市) の間で境界変更が行われたのを記念して開催されました。初年度は戸田町が板橋区に後援を依頼し、翌年の第2回からは板橋区との 同時開催となり、荒川を挟んで対岸同士で花火を打ち上げる形式が続いています。 荒川を挟んだ光の競演が素晴らしい、戸田市と板橋区の境界を超えた一体感を味わえる花火大会です。 これらの美しい花火と共に、夏の夜空を彩る第65回いたばし花火大会と第71回戸田橋花火大会は、多くの人々に感動と楽しさを 提供し、地域の結束と文化を象徴するイベントとして成功を収めました。


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