杉大門通り盆踊り大会は、東京都新宿区の四谷三丁目に位置する杉大門通りで毎年行われる盆踊りの大会です。
このイベントは荒木町商店会と杉大門商店会の共催で開催され、地元コミュニティと観光客にとって楽しい夏の伝統行事となっています。
杉大門通りは、かつて全勝寺の門前に広がる美しい杉並木があったことからその名がついた通りです。
昭和26年に「杉大門通り商店街人気会」が発足し、以来、多くの飲食店がこの通りに立ち並び、
特に夜には賑わいを見せ、大人たちの憩いの場として親しまれてきました。
戦時中には戦争の影響で街が壊れ、昭和33年頃に再建のために杉大門人気会が結成されました。
初期は肉屋や八百屋などが2軒ずつ並ぶ商店街だったのです。
盆踊り大会では、地元の和太鼓チームである「荒魂(あらみたま)」による迫力満点の演奏や生演奏で踊る機会が提供され、
多彩な盆踊り曲が楽しめます。道路の中央には太鼓が配置され、
踊り手たちはその周りで一重の輪を作り、お手本の踊り手が所々に配置されています。
これにより、踊り手は道路上でお手本を見ながら楽しむことができます。
このイベントの目玉は「荒木町小唄」「新宿音頭」「平成新宿音頭」といったご当地曲や「令和音頭」、「いもがらぼくと」など、
バラエティ豊かな踊り曲です。また、「まつのき小唄」は他では見られない振り付けが特徴的で、楽しい踊りの一つです。
杉大門通り盆踊り大会は、地元の飲食店が多数出店し、美味しい食事や露店の楽しみも提供しています。
さらに、この街は仕事終わりのサラリーマンや大人たちにとって、
賑やかな繁華街から離れて落ち着いて楽しむ場所として人気があります。
芸能界や著名人も昔から隠れた名所としてこのエリアを利用しており、
地元コミュニティと観光客の愛される場所として、盛大に祝われています。
2023年9月3日
前のページへ
ホームへ
次のページへ
写真販売
|
|