2023年5月19日から21日にかけて、東京都台東区の「浅草神社」で例大祭「三社祭」が盛大に開催されました。
この祭りは、浅草神社が所在する東京・浅草地区の総鎮守である「浅草神社」で行われ、
地元では「三社様」と親しまれています。
祭りの起源は平安時代末期から鎌倉時代初期とされ、創建当初は「三社権現社」と呼ばれていました。
三社祭は、毎年5月半ばの金曜日から日曜日にかけて開催され、浅草の町を華やかに彩ります。
この祭りは、浅草の江戸風情が感じられる風景と共に、初夏の風物詩として親しまれています。
祭りの期間中、浅草神社の社殿や神楽殿では神事が行われ、町中には多くの露店が並び、にぎわいを見せます。
2023年の三社祭では、5月19日から21日までの3日間にわたって行われました。
初日から最終日まで、さまざまなイベントが実施されました。
祭りのクライマックスとも言える最終日には、浅草神社本社神輿の3基が町内を渡御します。
一之宮、二之宮、三之宮と呼ばれるこれらの神輿には、
土師真中知命や桧前浜成命、桧前武成命などの御神霊が乗せられ、町内を練り歩きます。
渡御は早朝から始まり、本社神輿は三つの異なるルートに分かれて町内を巡ります。
そして、太鼓の壮大な音色が鳴り響く中で、祭りの熱気が最高潮に達します。
日没後には宮入り(神社境内へ戻ること)が行われ、祭礼行事が終了します。
最終日には、「お祭り広場」として雷門通りと馬道通りが交通規制され、
町内神輿を間近で観ることができるほか、
様々な催しも楽しむことができます。
この祭りは、浅草の歴史や伝統、地域の結びつきを感じさせる重要なイベントであり、
地元の人々や訪れる人々に楽しみと感動を提供する貴重な機会となっています。
2023年5月21日
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