三社祭 2013年5月18日   左側の写真を、クリックして下さい。 



2013年の浅草神社での三社祭は、平成25年(2013年)5月17日から19日に開催されました。この例大祭は、浅草神社(東京都台東区)で行われ、祭りのクライマックスは三基の本社神輿による宮出し・宮入りでした。また、浅草氏子44ヶ町の町内神輿約100基が集まり離散していく「町内神輿連合渡御」やお囃子屋台、芸妓連の手古舞による「大行列」などが見所で、毎年約150万人の人出が予想されました。 5月18日のスケジュールは、例大祭式典の斎行から始まり、その後12時には町内神輿連合渡御が行われました。南部から始まり、東部十二ヶ町、西部十六ヶ町へと連続して進行しました。この日は四十八ヶ町の神輿が浅草寺本堂の裏に集まり、百基近くの神輿が集まる光景が壮観でした。 浅草三社祭は、浅草寺の御本尊聖観世音菩薩を発見し、祀った浅草寺の創始者である檜前浜成(ひのくまはまなり)と竹成(たけなり)兄弟、土師中知(はじのなかとも※名前には諸説あり)の三柱を祀る浅草神社の例大祭です。伝説によれば、西暦628年、隅田川で漁をしていた檜前兄弟が金色の仏像を掛けた網を得たとされ、これを聖観音菩薩と認識しました。土師中知はその仏像を安置し、これが浅草寺の創始とされました。この三人を「三社様」として祀り、三社祭はその感謝と祝福を示す祭りとなっています。 三社祭の本堂前には町会神輿が集まり、担ぎ手たちの掛け声と共に活気に満ちた雰囲気が広がりました。神輿の揺れる様子は祭りの活力の象徴であり、荒々しく揺らすことで神の御霊を活性化させると言われています。この祭りの熱気と賑わいは、浅草の歴史と伝統を感じる大切な瞬間でした。



2013年5月18日





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