東京・浅草の夏の風物詩として、第30回浅草サンバカーニバルが2010年8月28日に開催されました。
このカーニバルは、東京の下町を舞台に、各参加チームがテーマに沿った楽曲や衣装でパレードを行い、
演奏、ダンス、躍動感などを競い合うコンテスト形式のイベントです。
パレードとコンテストは13時に始まり、松屋浅草のあたりからスタートし、
馬道通りから雷門通りまで18時まで行進します。この日、浅草の通りは派手な衣装を身にまとった踊り手たちが
繰り広げる華やかなパレードで彩られ、観客はその躍動感あふれるショーを楽しむことができます。
浅草サンバカーニバルは、ブラジルのサンバカーニバルをベースにした日本独自のイベントで、
参加チームは自身のテーマに合わせた演目を披露します。
このイベントには、結成から長きにわたり参加し続けるチームや、100人を超えるメンバーが集まるチームなど、
様々なチームが参加します。昨年の第29回浅草サンバカーニバルでは、天候にも恵まれ、50万人以上の観客が集まったほどの盛り上がりを
見せました。
浅草サンバカーニバルは、浅草の伝統と新しい文化が融合したイベントとして、
地域の特色を反映しています。浅草の新しいイメージを作り上げるため、
浅草商店連合会が主体となってサンバカーニバルが誕生しました。
浅草観光連盟も協力し、カーニバルは東京下町の夏を代表するお祭りとして成長しました。
現在では、全国から集まるチームが参加し、ブラジルの本場でも高い評価を受けるほどの人気を誇るイベントとなりました。
東京都や台東区、各種団体の後援を受け、多くのスポンサーが協力する中、
浅草サンバカーニバルは東京の夏を彩る一大イベントとして、その歴史を刻んでいます。
2010年8月28日
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