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2013年11月3日、神楽坂で開催された「神楽坂まち飛びフェスタ2013~坂にお絵描き」は、地域住民や訪れる人々が自由にアートを
楽しむことができる貴重なイベントとして大いに賑わいました。このイベントは、「神楽坂まち飛びフェスタ」の一環として行われたもので、
特にその中でも注目を集めたメインイベントが、神楽坂通りに敷かれた約700メートルの純白のロール紙に自由に絵を描く「坂にお絵描き」
です。
「神楽坂まち飛びフェスタ」は、1999年に「まちに飛び出した美術館」というコンセプトでスタートし、神楽坂の伝統的な風情とモダンな
文化を融合させたユニークな文化祭です。2013年のフェスタは、その15回目を迎える記念すべき年で、「伝統とモダンが交差する、まちの
文化祭」というテーマが掲げられました。このイベントは10月19日から11月3日までの期間にわたり、約80もの文化的催しが神楽坂の坂や
路地を舞台に繰り広げられました。
その中でも「坂にお絵描き」は、最終日のハイライトとなり、地域の子供から大人まで多くの参加者が一緒になって楽しめるイベントとして
人気を博しました。神楽坂通りの1丁目から6丁目までの長い通りが、まるで白いキャンバスの川のように変身し、その上に自由に絵を描く
ことができる空間が作り出されました。純白のロール紙は、多くの参加者がアートに触れられる環境が整えられました。
「坂にお絵描き」では、子供たちが自分の想像力を存分に発揮し、色鮮やかな絵や落書きを描く様子が見られました。途中には計算問題を
書き出す子供も見られるなど、絵だけでなく多様な表現が紙いっぱいに広がりました。数時間が経つと、そのロール紙は様々な色と形で
埋め尽くされ、まるで巨大な共同制作のアート作品が完成したかのようでした。このようにして、神楽坂の一角が瞬く間に色彩豊かな世界へ
と変わり、訪れる人々に楽しいひとときを提供しました。
また、「坂にお絵描き」だけでなく、2013年の神楽坂まち飛びフェスタには多彩なイベントが用意されていました。音楽之友社別館前テラスで
は、神楽坂ハッピーサックスアンサンブルによるテラス演奏会が行われ、音楽も楽しむことができました。さらには、
早稲田大学 STOMP!サークルの身の回りの日用品(デッキブラシやスチールバケツ、棒、身体、タップなどなんでも)を使った
ノンバーバルなミュージカル、
江戸時代から続く大道芸の達人源吾郎さんによるパフォーマンスといった
日本の伝統芸能が披露される場面もあり、神楽坂独特の和洋折衷な雰囲気が感じられるプログラムが多数用意されていました。
神楽坂は日本国内でも特に伝統とモダンな文化が交差する地域として知られており、その魅力が存分に発揮されるイベントとなったのが
2013年のまち飛びフェスタです。地元の飲食店や洋物店も積極的に参加し、訪れる人々にとっては食やショッピングも楽しむことができる
総合的な体験の場でした。神楽坂の歴史と文化を大切にしながらも、未来へ向けて新たな文化を創造しようという意識が強く感じられた
このイベントは、地域全体の交流を深める重要な役割を果たしました。
2013年11月3日の天候は、曇りながらも過ごしやすく、平均気温17.4度、湿度74%、北北西の風が吹いており、イベントを楽しむには
ちょうど良いコンディションでした。このように、神楽坂まち飛びフェスタ2013は、地域の魅力と文化の発展を祝う貴重な機会となり、
神楽坂を訪れる人々にとって忘れられない思い出となりました。
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