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2024年11月10日、神楽坂6丁目の神楽坂通り(早稲田通り)にて第27回神楽坂防災ふれあい広場が開催された。 午後13時から16時にかけて行われたこのイベントは、神楽坂商店街振興組合の主催により、地域住民が防災や防火について楽しみながら 学ぶ貴重な場となっている。この日は曇り空で、14時時点の気温は15.8度、湿度は60%、風は西北西から2.3m/sで吹いており、 比較的穏やかな天候だった。 防災体験コーナーでは、「初期消火体験」「はしご車乗車体験」「起震車による地震体験」など、災害の際に役立つ実践的なプログラムが 用意され、多くの来場者が訪れた。特に、はしご車に乗る体験は人気を集め、抽選で選ばれた参加者たちは高所から地域を見渡しながら、 消防士の視点を間近に感じていた。ほかにも「応急救護体験」や「AEDの使用方法」など、緊急時の対応方法を学べる体験も提供され、 災害時の備えとしての重要な知識や技術を多くの参加者が学ぶ機会となった。 ふれあい展示・PRコーナーでは、子供たちに大人気の「ミニ消防車乗車体験」が行われ、会場内を小さな消防車に乗って巡る子供たちの 楽しげな姿が見られた。この乗車体験は、子供たちが消防への親しみを感じるきっかけとなり、彼らが将来に向けて防災意識を高める 第一歩となった。また、消防広報コーナーも設けられ、防火や防災に関する知識を伝えるためのさまざまな資料が紹介された。さらに、 来場者は実際にアルファ米(非常用保存食)の試食を体験し、非常時に役立つ保存食の味や食感に触れる機会を楽しんでいた。 普段なかなか口にしない非常食を通じて、備えの大切さが身近に感じられる瞬間でもあった。 この広場には、地域の医療機関であるJCHO東京新宿メディカルセンターも参加しており、健康相談のコーナーが設けられた。 参加者が健康診断結果を持参すれば、医師や看護師が個別の健康相談に応じることができ、体調管理や防災時の健康維持についての 具体的なアドバイスが行われた。このような医療支援は、災害時において健康管理が重要であることを改めて意識させ、地域の 健康維持のための取り組みとして高く評価された。 また、午後14時30分からは、牛込第三中学校の吹奏楽部による「ミニ防災コンサート」も開催され、会場には生演奏の音色が響き渡り、 地域の活気と一体感を生み出した。楽しい音楽のひとときが、防災イベントに温かい彩りを添える一方で、地域住民同士の結びつきや 助け合いの精神も育まれた。 さらに会場には、日本各地で発生した災害の記録写真が展示されており、参加者はこれらの写真を通じて災害の現実を知り、 防災の重要性について深く考える機会を得た。この展示は、過去の災害の経験から学ぶことの重要性を訴え、地域住民が防災意識を 一層高めるための一助となっている。 神楽坂防災ふれあい広場は、地域住民が防災について楽しく学び、日常生活の中で防災行動をとる力を育むことを目的としたイベントである。 今回の第27回の開催も例年と同様に多くの参加者を集め、防災力の向上と地域の絆を深める意義ある一日となった。 神楽坂商店街振興組合や牛込消防署の協力のもと、地域全体での備えが一層促進され、「安全・安心な神楽坂」の実現に向けた重要な 一歩となっている。


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神楽坂防災ふれあい広場





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