第50回 神楽坂まつり
阿波踊り
2024.7.26
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第50回 神楽坂まつり
阿波踊り
2024.7.26
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第50回神楽坂まつりは、東京都新宿区の歴史的なエリアである神楽坂で毎年開催される伝統的なイベントです。
この祭りは特に阿波踊りを中心に、多彩なプログラムが展開され、地元の文化と観光の促進に寄与しています。
2024年の祭りは、7月24日から27日までの期間にわたって行われ、祭りの後半には特に注目される阿波踊りが開催されました。
阿波踊りは、日本の夏祭りの中でも特に人気のある踊りで、その歴史は400年以上にわたります。この踊りは、阿波地方
(現在の徳島県)で始まり、全国各地で受け継がれてきました。神楽坂で行われる阿波踊りは、全国でも珍しい坂道での踊りであり、
その特徴的な舞台設定が観光客や地元住民を引き寄せています。祭りのクライマックスである阿波踊り大会は、7月26日と27日に行われ、
2日間にわたって坂道を利用した会場で踊りが披露されました。26日には一般の阿波踊りが開催され、27日には子供たちによる阿波踊りも
行われました。この大会には、神楽坂かぐら連をはじめ、東京神楽坂連や遊粋連などの地元の連が参加し、それぞれの連が独自の
スタイルと衣装で観客を魅了しました。特に、神楽坂かぐら連は2024年で結成50周年を迎え、その節目を記念して特別な
パフォーマンスが行われました。また、この祭りの阿波踊りには、地元の小学校や幼稚園、保育園の子供たちも参加し、
彼らの可愛らしい踊りが祭りに華を添えました。観客には、祭りの記念としてオリジナルのうちわが配られ、踊りの合間には
和太鼓や篠笛の演奏が行われるなど、伝統文化の豊かさを感じさせる内容となっていました。祭りの期間中、神楽坂通りには
ほおずき市が立ち、毘沙門天善國寺境内ではほおずき鉢の販売や、子供縁日が開催されました。また、近隣の飲食店や専門店が
出店する屋台が並び、訪れた人々は地元のグルメを楽しむことができました。祭りの初日と2日目には、ゆかた姿の案内人に
よる神楽坂のガイドツアーや、伝統的なほうろく灸の体験も行われ、祭りは終始多くの参加者で賑わいます。
このように、第50回神楽坂まつりは、阿波踊りを中心に、地域の伝統と文化を多角的に紹介するイベントとなりました。
特に、坂道という特徴的な地形を活かした阿波踊りは、観光客にとっても地元住民にとっても忘れられない体験になり、
祭りを通じて、神楽坂の魅力を再確認し、地域の連帯感を深める機会となるでしょう。
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