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2023年の荒木町盆踊り大会は、8月25日と26日に、4年ぶりに開催されました。この大会は、新宿区荒木町に位置する荒木公園で
行われ、地域の伝統と夏の楽しみを融合させたイベントとして、多くの人々に親しまれています。荒木町青年会が主催し、
荒木町内会や荒木町商店会、杉大門通り人気会の協賛のもと、両日ともに18時30分から21時30分までの時間帯で開催されました。
荒木公園は、歴史と文化が息づく地域の中にある小さな公園で、普段は静かな場所ですが、盆踊り大会の時期になると、一転して
賑やかな祭りの舞台へと変わります。この公園は狭いながらも、地域の人々が集まり、踊りや屋台を楽しむために訪れます。
公園内には射的、あんずあめ、やきそば、たこ焼きといった屋台が並び、町内会によってソースせんべいやビール、ジュース、
焼き鳥、フランク、かき氷なども提供されました。これらの屋台は、公園のスペースをさらに賑やかにし、訪れた人々を楽しませ
ました。
盆踊りは、荒木公園の中心に設けられた輪で行われました。踊りの輪は、参加者の増加に伴い、二重、三重、時には四重にまで
広がるほどの盛況ぶりを見せました。踊りの輪の外にも多くの観客が集まり、道路にまで人々があふれる光景が広がりました。
太鼓の演奏者たちが、力強い音色でリズムを刻みながら、大きなアクションでバチを回転させる様子は、観客を魅了しました。
踊り手たちもその技術を披露し、見事なパフォーマンスで会場を盛り上げました。
荒木町の盆踊り大会の特徴の一つは、東京音頭をはじめとする全国各地の民謡が踊られることです。この大会では、地域の伝統を
大切にしながらも、多様な音楽が取り入れられています。特に、「ダンシングヒーロー」や「八木節」などの有名な曲も演目に
含まれ、踊りのレパートリーが非常に豊富であることが際立ちます。東京の盆踊りは、お盆の時期にはあまり行われないことが多く、
その理由として、田舎に帰省している人々が多いことが挙げられます。しかし、この大会では、東京音頭だけでなく、全国各地の
民謡が踊られるため、参加者は多彩な音楽に合わせて踊る楽しみを味わうことができます。
2023年8月26日の19時には、気温28.1度、湿度79%、東の風2.4m/s、晴れという気象条件のもとで開催されました。心地よい夏の夜に、
地域の人々や訪問者が集まり、踊りや屋台を楽しむ光景が広がりました。特に、岐阜県の盆踊りで定番となっている
「ダンシングヒーロー」が取り入れられたことは、特筆すべき点であり、地域の伝統と現代の要素が融合した、新しいスタイルの
盆踊りを楽しむことができました。
このように、2023年の荒木町盆踊り大会は、地域の伝統を大切にしつつも、新しい要素を取り入れた、賑やかで活気に満ちた
イベントでした。荒木公園という小さなスペースが、地域の人々の絆を深め、多くの訪問者を引き寄せる大きな舞台となり、
夏の風物詩として人々に親しまれました。この大会は、地域の歴史と文化を未来へと繋ぐ重要なイベントであり、今後も続いて
いくことが期待されています。
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