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「東京オートサロン2025」は、2025年1月10日から12日の3日間、千葉市の幕張メッセで開催された世界最大級のカスタムカーショーである。
本イベントは、1983年に「東京エキサイティングカーショー」として始まり、1987年に「東京オートサロン」に改称された。今回で43回目を
迎えたこのイベントは、約400の企業や団体が出展し、幅広い自動車ファンを魅了する内容となった。3日間での来場者数は25万8,406名に
上り、前年を大幅に上回る盛況ぶりを見せた。さらに、オンラインでのライブ配信も注目を集め、日本語と英語で合計29万708回の
再生回数を記録した。
幕張メッセ全体を利用したこのイベントでは、国産および海外メーカー、チューナー、パーツメーカー、インポーターなどが一堂に会し、
多彩な展示が行われた。国内の主要自動車メーカー全社をはじめ、フォルクスワーゲンなどのインポーターやタイヤメーカーも参加した。
また、ヤマハを含むバイクメーカーも加わり、幅広い車種やパーツが披露された。展示車両の中には、特別仕様のカスタムカーや
世界初公開となるコンセプトモデルが多数含まれており、訪れるファンを興奮させた。
会場では屋内外にわたる多彩なコンテンツが用意されていた。特に注目されたのは、モータースポーツ関連のイベントだ。例えば、
TOYOTA GAZOO Racingが「GRカローラ・ラリーコンセプト」を世界初公開したほか、佐藤琢磨がホンダF1「RA272」を駆り、迫力ある
デモランを披露した。この他にも、D1GPキックオフドリフトや新車のデモ走行が行われ、観客を楽しませた。
さらに、ライブステージでは話題のアーティストによるパフォーマンスが繰り広げられ、日本レースクイーン大賞の授賞式も開催された。
これにより、自動車愛好家だけでなく、家族連れや一般層も楽しめる内容となっていたことが印象的である。
東京オートサロンの魅力は、カスタムカー文化を通じて自動車業界の未来を提示することにある。1983年の初開催以来、イベントの規模や
内容は年々拡大しており、特に近年では海外からの出展や来場者も増加している。2023年にはマレーシアで初開催された海外オートサロンが
成功を収めるなど、国際的な注目度も高まっている。現在ではアメリカのSEMAショーやドイツのエッセンモーターショーと並ぶ、
世界三大カスタムカーショーとして確固たる地位を築いている。
次回「東京オートサロン2026」は、2026年1月9日から11日の3日間、同じく幕張メッセで開催予定である。今後も本イベントは、
自動車文化のさらなる発展と業界の盛り上げに寄与し続けるだろう。
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