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パラオでスキューバダイビング 2001年12月28日~2002年1月2日 (5/5) https://www.it-net.jp/album/Contents/diving/palau/2001.12/5.html

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パラオのダイビングは、世界中のダイバーから愛されるスポットで、特にペリリュー島周辺の海域はその魅力の一部として 知られています。パラオ諸島の南西部に位置するこの島は、面積約13平方キロメートルで、標高は最大50メートル程度の 小さな島ですが、ダイバーにとっては重要な場所となっています。 ペリリュー島は、パラオの代表的なダイビングスポットの一つであり、周辺の海域は豊かな海洋生物で溢れています。 特に、北西に位置するガドブス島周辺のエリアは、ダイバーにとって絶好のダイビングポイントとして知られています。 ここでは、多様な魚種やサンゴ礁が広がり、特に潮の流れが強い日には、大型回遊魚やサメが見られることがよくあります。 グレイリーフシャークやナースシャークなどのサメの群れ、さらには大群で泳ぐバラクーダやギンガメアジが、 このエリアの特徴です。 「ペリリュードロップオフ」や「ペリリューカット」といった有名なポイントでは、50尾以上のグレイリーフシャークの 子どもたちが群れを成して泳ぐ姿が見られることもあります。特に、サメの姿を間近で観察できることで、ダイバーにとっては 忘れられない体験となるでしょう。また、バラクーダやギンガメアジの群れが竜巻のように回転しながら泳ぐ光景は圧巻で、 ペリリュー島周辺のダイビングスポットの見どころの一つです。 このエリアの魅力はそれだけではありません。1月頃になると、多くの魚種が繁殖行動を始め、さらに賑やかな海の世界が広がります。 ミヤコテングハギやツノダシ、チョウチョウウオなどの魚たちが産卵のために大量に集まり、色鮮やかな群れを作ります。 さらに、3月頃になると、ペリリュー島近くの「イエローウォール」や「シャークシティ」では、イレズミフエダイの大群が現れる ことでも知られています。この時期になると、何万という数のイレズミフエダイが一斉に集まり、その光景はまさに圧巻です。 ペリリュー島のダイビングスポットの魅力は、ただ魚の群れだけではなく、戦争の歴史とも深く関わっています。 第二次世界大戦時、この島は激しい戦闘の舞台となり、戦跡や戦没者墓苑が今も残されています。ダイバーが海中に沈む沈船や 戦争の遺物を目にする機会も多く、戦争の歴史を感じながらのダイビングは、他の場所では味わえない特別な体験となります。 島の中央には、戦没者を祀るペリリュー神社があり、訪れる観光客やダイバーは、戦争の爪痕と美しい自然が共存するこの島に、 歴史の重みを感じることでしょう。 ペリリュー島の周辺海域は、パラオの他のダイビングスポットと比べても独特の雰囲気を持っており、ダイバーにとっては 必ず訪れたい場所となっています。


パラオでスキューバダイビング 2001年12月28日~2002年1月2日 (5/5) https://www.it-net.jp/album/Contents/diving/palau/2001.12/5.html
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