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パラオでスキューバダイビング 2001年12月28日~2002年1月2日 (2/5) https://www.it-net.jp/album/Contents/diving/palau/2001.12/2.html

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パラオは世界中のダイバーを魅了する場所で、特にその海洋生物の豊かさやユニークなダイビングスポットが多くの人々を 引き寄せています。パラオの海は、多様な生態系を持ち、ナポレオンフィッシュやバラクーダの群れ、マンタなど、大型の魚から 小さなマクロ生物まで、あらゆる種類の海洋生物が観察できます。これにより、ダイビング初心者から上級者まで、幅広い ダイバーがパラオでのダイビングを楽しむことができるのです。 特に、ナポレオンフィッシュはパラオの象徴とも言える魚です。和名「メガネモチノウオ」は、その名の通り、目の周りを通る黒い ラインがまるで眼鏡をかけているように見えることから命名されました。さらに、ナポレオンフィッシュという名前は、老成個体の 瘤状の額がナポレオン・ボナパルトの軍帽に似ていることに由来しています。英名の「Humphead wrasse」も、まさにこの特徴的な 頭の形を反映したもので、頭部が膨らんだベラという意味です。かつて、2002年頃にはパラオの居酒屋などでこの魚が料理として 提供されることがありましたが、現在ではその数が減少し、保護対象とされています。現在では、ナポレオンフィッシュを捕獲したり 食べたりすること、さらには餌付けすることも禁止されています。このような保護活動のおかげで、ナポレオンフィッシュは今も パラオの海で自由に泳ぎ続け、多くのダイバーがその姿を見ることができます。 パラオでのダイビングには、ブルーコーナーやブルーホール、シャンデリアケーブといった世界的に有名なスポットが点在しています。 ブルーコーナーでは、バラクーダやグレイリーフシャークの大群が見られるため、刺激的なダイビングを楽しむことができ、特に上級 ダイバーに人気です。一方、ブルーホールはその神秘的な光景で、多くのダイバーを魅了します。水深1〜3メートルの浅いリーフに 開いた4つの穴が海中でつながっており、そこから青い光が差し込む様子はまるで自然のアートのようです。シャンデリアケーブは、 世界的にも珍しい海中鍾乳洞で、その名の通りシャンデリアのような美しい鍾乳石が垂れ下がり、冒険心をくすぐるスポットです。 パラオでの滞在先としてかつて一世を風靡したのが、ホテル・ニッコー・パラオです。このホテルは、JALホテルズ系列の五つ星ホテルで、 1981年に「パラオ・コンチネンタル・ホテル」として開業し、後に「ホテル・ニッコー・パラオ」に改称されました。アラカベサン島に 位置し、リゾート全体がコテージ風で、豊かな自然と絶景を楽しむことができました。特に、ホテルから眺めることのできるイワヤマ湾の 景色は「パラオ松島」と称され、その美しさは訪れる人々を魅了しました。このイワヤマ湾は別名「ニッコーベイ」とも呼ばれ、 特に日の出や日の入りの時間帯にはその幻想的な景色が堪能できたと言われています。 しかし、残念ながらホテル・ニッコー・パラオは2002年に閉鎖されました。老朽化が進み、2001年夏の台風による被害も大きく、 施設の維持が困難になったため、閉鎖に至ったのです。開業当初はパラオで最も古い一流ホテルとして、ダイビングや観光の拠点として 多くの観光客に愛されましたが、時の流れと共にその役割を終えました。それでも、ホテル・ニッコー・パラオの歴史とその存在は、 今もなおパラオの観光史の一部として語り継がれています。 パラオでのダイビングとリゾート生活は、まさに自然と共にある贅沢なひとときです。ナポレオンフィッシュをはじめとする多様な 海洋生物や、かつてのホテル・ニッコー・パラオのような名門ホテルの歴史に触れながら、パラオの美しい自然に癒される体験は、 訪れる人々にとって忘れられないものとなるでしょう。


パラオでスキューバダイビング 2001年12月28日~2002年1月2日 (2/5) https://www.it-net.jp/album/Contents/diving/palau/2001.12/2.html
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