祖谷のかずら橋 (Kazura Bridge in Iya)



祖谷のかずら橋(いやのかずらばし)は、 日本三奇橋の一つとして知られる観光名所です。 この橋は、徳島県三好市西祖谷山村善徳に位置しています。国の指定重要有形民俗文化財にも指定されており、その歴史と美しさが評価されています。 祖谷のかずら橋は、 シラクチカズラと呼ばれる特殊な植物で作られています。橋の長さは約45メートル、幅は約2メートル、水面からの高さは約14メートルです。かつては祖谷地域で唯一の交通施設であり、深山渓谷地帯をつなぐ重要な役割を果たしていました。 この橋は3年ごとに架け替えられるため、常に新しく安全な状態を保っています。祖谷のかずら橋を渡ると、吊り橋の揺れとともに谷底が見える光景が広がります。そのスリルと美しさから、多くの観光客が訪れる魅力的なスポットとなっています。 周辺は自然に囲まれており、四季折々の景色が楽しめます。春には藤の花が咲き、夏には新緑が美しいです。秋には紅葉が広がり、冬には雪景色が見られます。祖谷川の清流とともに、自然と調和した美しい風景が広がっています。 また、毎晩19時から21時半の間は、かずら橋がライトアップされます。闇夜に照らされた幻想的な光景は、訪れる人々に特別な体験を与えます。 祖谷のかずら橋へのアクセスは、JR土讃線の阿波池田駅または大歩危駅からバスを利用する方法が便利です。また、車でのアクセスも可能であり、井川池田ICから約70分ほどの距離に位置しています。 かずら橋への入場料は、大人(中学生以上)が550円、小人(小学生)が350円となっています。団体や障がい者の料金割引もあります。 祖谷のかずら橋は、そのスリルと美しさから多くの人々を魅了しています。日本の伝統と自然の風景が調和したこの場所は、訪れる人々に特別な体験を約束しています。



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2011年5月5日





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