大三島橋(Omishima Bridge)は、日本の愛媛県今治市に位置し、大三島と伯方島を結ぶ全長328メートルの道路橋です。
この橋は西瀬戸自動車道「しまなみ海道」の一部を構成し、本州四国連絡橋の海峡部に架けられた唯一のアーチ橋です。
1975年に建設が開始され、1979年に開通しました。そのアーチ支間の長さは297メートルで、竣工当時は日本一長いものでした。
自転車や歩行者向けのアクセスも充実しており、特にサイクリストにとってはしまなみ海道の魅力的な一部となっています。
多々羅大橋からの推奨ルートは、道の駅「多々羅」から国道317号線を南下してサイクリングロード入り口分岐へと進むもので、
自転車や原付バイクの利用者にとって便利です。また、大山祇神社への参拝を希望する人々には、
大三島を縦断するルートも提供されています。このルートでは、海岸沿いの県道を通り、
風光明媚な景色を楽しみながら大山祇神社を目指すことができます。
大三島橋は鼻栗瀬戸という海峡を横断しています。この海峡は海流が速く、
時速7ノット以上(約12.9キロメートル)もの速さで流れており、干満の時間帯には白浪が立つ迫力ある光景が楽しめます。
この橋は自動車専用道路の南側に自転車道と歩道を備えており、通行者の安全を確保しています。
また、しまなみ海道の中でも歩行者にとって最も安全な橋とされ、
青いサイクリングロード沿線には分かりやすい案内看板が配置されています。
大三島橋は、しまなみ海道を旅する人々に美しい景観とアクセスの便を提供する、愛媛県の観光名所の一つです。
大三島橋から動画の再生が始まります。 写真は別物です。
2003年1月4日
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