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2010年7月4日、東京都新宿区市谷の外苑東通りで「第32回薬王寺・柳町七夕まつり」が盛大に開催されました。この祭りは、
地域の住民同士の絆を深め、夏の風物詩を楽しむために毎年行われており、薬王寺・柳町七夕実行委員会の主催のもと、
多くの来場者で賑わいました。
当日の天気は曇り空が広がり、15時の時点では気温31.1度、湿度61%、南からの風が3.7m/sという穏やかな気候条件でした。
気温は夏らしい暑さを感じさせましたが、時折吹く風が心地よく、祭りを訪れた人々にとっては絶好のタイミングでの開催となりました。
メイン会場となった外苑東通りの柳町交差点から仲之町交差点までの一帯は歩行者天国となり、地域住民や観光客が多彩な
イベントを楽しむ場となりました。まず、イベントの幕開けを飾ったのは、地元のよさこいチームによる迫力満点の演舞でした。
華やかな衣装を身にまとい、リズミカルな踊りと力強いパフォーマンスが繰り広げられ、観客たちの拍手喝采を浴びました。
よさこいの演舞は、地域の伝統と現代のダンス文化が融合し、観る者を魅了するものでした。
その後、祭りのクライマックスとして、浅草からやってきたサンバチーム「リベルダージ」によるサンバパレードがスタートしました。
このパレードは薬王寺町からスタートし、歩行者天国のメインストリートを華麗に進んでいきました。色とりどりの衣装を
まとったダンサーたちが、軽快なサンバのリズムに合わせて踊りながら通りを練り歩き、観客たちを熱狂させました。
サンバのエネルギッシュな音楽とダンスのパフォーマンスは、まさにこの祭りの象徴と言えるほど印象的で、沿道に集まった人々も
自然と手拍子や歓声を上げ、会場全体が一体となって盛り上がりました。
また、祭りの雰囲気を一層引き立てたのは、約50本に及ぶ大きな笹が飾られていたことです。これらの笹には、地域の子どもたちが
書いた願い事が書かれた短冊や、色鮮やかな吹流しが取り付けられており、風に揺れるその姿はまさに七夕ならではの光景でした。
子どもたちの純粋な願いが込められた短冊は、地域の温かさと未来への希望を象徴するものとして、訪れた人々の心を和ませました。
会場にはさらに多くの模擬店が並び、歩行者天国一帯は食べ物や飲み物、手作りの工芸品など、様々な品物が並ぶ賑やかな
マーケットとなりました。地元の商店街も積極的に参加し、地域の特産品や日用品などが販売され、多くの家族連れや観光客が
買い物を楽しむ姿が見られました。また、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくい、射的などのゲームも行われ、子どもたちにとっては
一層の楽しみとなりました。模擬店から漂う美味しそうな香りや、賑わいの中で交わされる笑顔が、祭りの温かい雰囲気をさらに
盛り上げていました。
「第32回薬王寺・柳町七夕まつり」は、サンバやよさこい、笹飾りといった多彩な要素が融合した、地域全体が一体となって
楽しむことができる素晴らしいイベントでした。この祭りを通じて、地域住民たちはお互いの交流を深め、来場者たちも夏の一日を
満喫することができました。短冊に書かれた願いが叶うことを祈りつつ、外苑東通りはこの日の祭りによって、特別な活気と楽しさに
包まれました。
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