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2007年7月8日、東京・新宿区の外苑東通りで「第29回薬王寺・柳町七夕まつり」が盛大に開催されました。この年の祭りは、
薬王寺・柳町七夕実行委員会の主催により、午後1時から始まりました。祭りの舞台となった外苑東通りの歩行者天国は、
柳町交差点から仲之町交差点までの全長430メートルにわたって設置され、約50本の大きな笹が飾られました。それぞれの笹には、
子どもたちが書いた願い事の短冊や色とりどりの吹流しが風に揺れて、祭りの華やかさを一層引き立てました。
当日の天気は、午後3時時点で気温25度、湿度56%、東の風2.9メートル毎秒、曇りという穏やかなものでしたが、蒸し暑さも
感じられました。そんな中、多くの見物客が集まり、祭りの賑わいを楽しみました。今年の祭りには、例年よりも多い約7千人が訪れ、
外苑東通りは大いに賑わいました。
祭りの開始にあたっては、牛込消防署による「消防相談コーナー」が初めて設置され、住宅用火災報知機の設置などが呼び掛けられました。
また、祭りの雰囲気とは対照的に、市谷柳町試衛館と新選組流山隊による迫真の殺陣の演技が行われ、そのリアルさに観客は息を呑みました。
メインイベントのサンバパレードは午後2時30分に、市谷薬王寺町の信号前を出発しました。このサンバパレードでは、
浅草のサンバチーム「リベルダージ」が約70人のメンバーとともに華麗な衣装をまとい、活気に満ちた踊りと演奏で会場を盛り上げました。
続いて、地域の児童館から参加した子どもたちもサンバのリズムに合わせて楽しみながら踊りました。その迫力満点の演奏と踊りには、
観客からの手拍子や歓声が響き渡り、外苑東通りは熱気に包まれました。
この祭りには中山弘子新宿区長も駆けつけ、祭りの開催を祝うとともに、「お祭りは地域のつながりを作り出す大切なもの。
毎年この『薬王寺・柳町七夕まつり』を楽しみにしています」とあいさつしました。また、柳町まちづくり会は
外苑東通りの拡幅整備工事に関するパネル展示を行い、「柳町まちづくり構想に関する提言書」を区長に手渡す場面もありました。
全体として、第29回薬王寺・柳町七夕まつりは地域の結束と交流の場として、多彩なエンターテインメントが織りなす賑やかな一日となり、
参加者たちは笹と吹流しの彩り、踊りの魅力を存分に楽しみながら、地域の祭りの魅力を再確認する時間を過ごしました。
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